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『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』

中野京子 光文社新書

 

中野京子さんによる『名画で読み解く』シリーズ第2弾です。

フランスという国のブランド力、フランス革命という歴史的大事件、マリー・アントワネットという有名人、そしてアニメと宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」などの影響で、このブルボン王朝というのは、比較的なじみが深い王朝かもしれません。

深刻な宗教内乱を平定してアンリ4世が打ち立ててから、1789年ルイ16世とマリー・アントワネットが断頭台の露と消えるまで、約200年。ブルボン王朝下のフランスは、戦争に次ぐ戦争。はっきり言ってヨーロッパの騒乱の元凶、と言っても過言ではないくらいに戦争ばかりしていました。

太陽王ルイ14世の後継者への遺言は、「オレは戦争をし過ぎた。お前はあまり戦争はするな」。その遺言に従ったのかどうか、次のルイ15世は豪華なヴェルサイユ宮殿でパーティー三昧。

結局、何をやっても放漫財政で、国庫は空っぽ。金欠が常態であったブルボン王朝。最終的にフランス革命で倒されるのは、自業自得とも言えます。

その後は有名なナポレオン。しかしまたも相次ぐ戦争。このフランスという国は、何をやるにしても国のキャラクターがそうなのか、良くも悪くも華がある国。読んでいる分には面白いです(当時の庶民たちは、たまったものではなかったろうが…)

そんなブルボン王朝フランスの歴史絵巻。今回も中野京子さんが分かりやすく解説してくれています。

興味がある方は、ぜひご一読ください!