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清く図太くしたたかに!

3日で読めるトップが強運であり続けるための『人間学読本』

ヨーロッパ英雄史小説作家・小園崇文です。

【新連載】

「デキるリーダーは歴史に学ぶ!ヨーロッパ史を図太くしぶとく生き抜いた強運な王たちの物語」

昨夜のメルマガでお伝えした、【強運のための7か条

(ご覧になっていない方は、バックナンバーをどうぞ)

今日は 【その④忍耐力と集中力】 です。

あなたには「三日坊主」で終わってしまった目標や習慣がありませんか?早起き、ダイエット、日記をつける、毎朝ジョギングする、などなど…。そして「三日坊主」で終わってしまった自分に、「はぁ~、ダメだな~…」とため息をついてきたこと数知れず…。

僕も偉そうなことは言えません。「三日坊主」で終わってしまったことが、どれだけあることか(笑)。でも最近では、こう思うようにしています。「三日坊主で終わってしまったことは、自分にとっては必要のないことだったのだ」と。無理して気合を入れなければ続けられないようなことは、おそらく三日以上続いたとしても、どこかで必ず息切れしていたでしょう。最近は過去のそんな自分を、「精神力が弱かった…」とか、そんなふうに責めないように、自分に優しくなりました(^-^)

でもこのような僕にも、「三日坊主」で終わらずに、長く続けられている習慣があります。例えばこのメルマガを始めとして、ブログ、SNSなどの投稿。たま~にお休みする時もありますが、これらは1年以上続けてくることが出来ました。「3週間続ければ、一生続けられる」と謳っていた本があったと思いますが、それから言えば長続きできている、と言って良いでしょう。

他にも毎月の神社巡り、筆跡診断で教わった自分の名前の清書、毎朝の瞑想、古典の音読…。よくよく考えれば、続けられていることが沢山あります。ちょっと前の自分からしたら、想像もつかないことです。

何でこれらが続けられているのか?と考えると、やはり「好きだから!」という結論になります。好きだから無理なく続けられる。すぐに結果が出なくても、続けられる。楽しみながら、時には嫌なことや面倒なことがあっても続けられる。全ては「好きだから!」に集約されます。

あなたが今やっているビジネスもそうではないでしょうか?「自分が好きだから」、あなたのビジネスを始めた、という方が多いでしょう。会社員の方ならともかく、自分で起業したり会社を経営しているなら、好きでもないことにお金も時間もリスクも費やせないはずです。

好きだから続けられる。そして続けていれば、必ずどこかでチャンスは巡ってきます。ビジネスでも何でも、一つのことを続けていれば、必ずどこかで一気に跳ね上がる「シンギュラーポイント」というのが来ます。それがやって来るまでに、耐えきれずに辞めてしまう人が多いのだそうです。10人中9人は辞めてしまう。でも最後まで辞めなかった人は、成功を手にする。

成功とは続ければ得られる。そして続けるために必要なのが、今日の4つ目のポイントである「忍耐力と集中力」です。ビジネスが成果を上げ始めるには、時間がかかります。個人差はあるのでしょうが、少なくとも1週間や10日で成功!なんていうことは、ほとんどあり得ません。完全にそれで生活できるようになるまでには…、仮に1年としましょう。それでも決して短い月日ではありません。その間、結果が出なかったり上手く行かなくても我慢できるか?シンギュラーポイントが来るまで耐えらえるか?そうやって持ちこたえた末に巡ってきたチャンスを、しっかりモノにできるか?

そこで必要とされるのが、チャンスが来るまで持ち応える「忍耐力」と、チャンスが巡ってきた時にそれを確実にモノにする「集中力」なんです。

ヨーロッパの歴史上の人物にも、長い不遇の時間を耐えに耐えて、やっと巡ってきたチャンスを逃さずしっかりモノにして、成功をつかんだ人物がいます。

イングランド女王として有名なエリザベス1世。スペインの無敵艦隊を撃破した「アルマダの海戦」のイメージが強いのか、その衣からか、とても華やかなイメージが強いこの女王。しかし彼女の人生は、まさに我慢の連続。男女の違いはありますが、「イングランドの徳川家康」と言える存在です。

まずその生まれは、父王ヘンリー8世が6人結婚したうちの、二番目の妃との間に生まれます。しかし母はやがて父王との仲がこじれ、挙句の果てには浮気の嫌疑をかけられて処刑。「愛人の子」扱いされて、一時は王位継承権をはく奪されます。しかし父王の六番目の妃の尽力により、何とか王位継承権復活。その間、勉強熱心なエリザエスは腐ることなく、古典や歴史・語学など、王族の教養に必要不可欠な学問と教養の習得に励みます。

その後も義理の母の再婚相手との密通を疑われたり、先に女王となった義姉メアリー1世のパワハラに遭って投獄されたりと苦難は続きます。しかしエリザエスはその都度、驚異的な忍耐力を発揮してこれらの困難を乗り切ります。そして義姉メアリー1世が世継ぎを残さずに死亡し、遂にイングランド女王に即位します。時に25歳。その間も学問で自身を高めることは疎かにしませんでした。そして女王即位後はただちに姉の治世かでは弾圧された人々を解放するなどの策を講じて、自分への支持を集めることに成功します。これはまさに電光石火の集中力。

「アルマダの海戦」の時も、ギリギリまで当時の最強国スペインとの戦争を避ける手立てを打ちましたが、「いざ開戦は不可避!」となったら、これまた早業で開戦準備を整え、無敵艦隊を撃破。まさしくエリザベス1世は、「忍耐力と集中力」を体現して、女王を全うしました。

忍耐力」と「集中力」は一見別物に思われるかもしれません。しかし不遇の時に投げやりに過ごしたり、気持ちが萎えてしまうと、いざ訪れたチャンスを確実にモノにできません。スポーツと一緒で、普段の練習でできないことが、いきなり試合で出来るようになることはないのです。ですから、「ここ一番!の大チャンス」で最大限の集中力を発揮するためには、普段から投げやりにならず、気持ちを腐らせずに過ごしていく必要があるのです。

普段の生活で「忍耐力」のない人は、ここ一番のチャンスで「集中力」を発揮できません。逆にここ一番のチャンスに強い人、「集中力」を発揮できる人は、普段でも「忍耐力」を発揮できます。ですから「忍耐力と集中力」は表裏一体のセットなのです。

ビジネスも政治も人生も、いつも晴れの日ではありません。時には雨風や大寒波、台風をしのがなければならない時があります。そんな時でも焦らず腐らずへこたれず。自分のやるべきことをしっかりとやり続けましょう。そうすれば必ずチャンスは巡ってきます。でも普段から投げやりに過ごしていたら、訪れたチャンスにも気が付くことが出来ません。

忍耐力と集中力」。ぜひ日頃から意識してください。

明日は、【強運のための7か条その⑤信念・理念・志です。楽しみにしていてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!