バックナンバーをご覧になりたい方は、画面右上「カテゴリー」欄の「物語」をクリックしていただければ、読むことが出来ます。

清く図太くしたたかに!

3日で読めるトップが強運であり続けるための『人間学読本』

ヨーロッパ英雄史小説作家・小園崇文です。

【新連載】

「デキるリーダーは歴史に学ぶ!ヨーロッパ史を図太くしぶとく生き抜いた強運な王たちの物語」

昨夜のメルマガでお伝えした、【強運のための7か条

(ご覧になっていない方は、バックナンバーをどうぞ)

今日は 【その⑥信仰(目に見えないチカラを敬う習慣)】 です。

いきなりですが、質問です。

あなたは「目に見えないチカラ」を信じることが出来ますか?それとも「自分が目にすることが出来るもの」しか信じませんか?

別に宗教の勧誘をしている訳ではありません。がしかし!宗教云々は別にして、結論を言わせてもらいますと…、

あなたが信じようが信じまいが、「目に見えないチカラ」は存在します!

私たち人間の人知を超えた、「目には見えないけれども、確実にそこにあって、私の、そしてあなたの人生を動かしている不思議な大いなるチカラ」は、確実に存在します。

あなたは経験したことありませんか?
自分ではこれ以上どうしようもないピンチの時に、不意に助けの手が差し伸べられた…
あとほんの少しでも、早かったり遅かったりしたら、事故に巻き込まれていた…
あの時、あのタイミングで、あの人と出会わなかったら、今の自分はなかった…

なんていう経験が。

人生を振り返ってみれば、誰でも一度や二度は、こんな経験があるのではないでしょうか。

これを「ただの偶然」という一言で片づけてしまうのは簡単です。また「自分がやるべきことをやっていたから、必然的にそういう結果がもたらされたのだ」と言う方もいるでしょう。

ですが、もう一度同じような状況に置かれたとしても、また同じような結果が起こるとは限りません。

それに、あなたの周りに居ませんか?

普段からもの凄く頑張っているのに、いつも肝心な時に実力を発揮できない人
逆にあんまり頑張っているようには見えないけれども、な~んか分からないけど、いつも上手く行っている人

この二人には、一体どんな違いがあるというのでしょうか…?

往年の名経営者・松下幸之助氏は、「なぜあなたは成功したのですか?」という質問に、いつも「運が良かったから」と答えていたそうです。そして新入社員の面接の際にも必ず「あなたは運が良いですか?」という質問をして、「はい」と答えた人は採用。「いいえ」と答えた人は、どんなに試験の成績が良くても不採用にしていたそうです。

氏いわく「運が良いと答えられる人は、自分一人ではなく周りの人の「おかげで」という気持ちがあるから成功する。逆に運が良くないと思っている人は、自分一人の力でデキる!と思っているから、それ以上伸びない」というもの。

この松下幸之助氏の言葉は、そのまま今日お話しする強運のための7か条】  その⑥信仰(目に見えないチカラを敬う習慣)に通じるものがあります。

周りの人には、別にあなたを助ける義務はない。でも助ける。なぜか?それはあなたが「助けてあげたい!」という気持ちにさせたから。
どうしようもないピンチの時に助けの手が差し伸べられたのはなぜか?それはあなたがここで潰すにはしのびない…」と思わせる存在だったから。

こういう「目に見えないチカラ」のことを、人によっては「オーラ」と言ったり、英語ではSomething Great」(大いなる何かと言ったり、また色々な宗教では「」と言ったりするのでしょう。呼び方は人それぞれで構いませんが、要するに言いたいことは…

強運とは、この「目に見えないチカラ」のお助けをどれだけ頂くことが出来るか?

ということになってくるのです!

ピンチの時に、不意に助けの手を差し伸べてくれる人と引き合わせてくれるのはなぜか?
ほんのちょっとの違いで、事故に巻き込まれずにすんだのはなぜか?

あなた本人の自助努力ももちろんありますが、最終最後の人力の及ばない部分を、「目に見えないチカラ」が働いて微調整してくれているのです。
そういう「目に見えないチカラ」の働きに対して、感謝して敬える人はまた「助け」を得られるのでしょう。逆に「そんなの当り前」と思う人は、あまり「助け」を得られないでしょう。松下幸之助氏が言う所の、「運が良いですか?」と聞かれて「はい!」と答える人と、「いいえ」と答える人の運命の分かれ道が、そこにあります。

人間は一人では生きられません。生きていく上で、必ず他の人の助けを必要とします。
ではあなたと、他の人や色々な出来事を、そのタイミングでめぐり合わせるのはなぜか?

それは「目に見えないチカラ」が、「今のあなたにはこの人が必要だよ」「今はこういう経験をしておく必要があるよ!」と判断して、または察知してあなたと引き合わせるのです。

ヨーロッパの歴史上の人物でも、「目に見えないチカラ」に導かれるようにして、王位に就いたり、逆境を乗り越えて目的を達成した人物がいます。

他の項目でも紹介した、ロシア皇帝エカチェリーナ2世。彼女はドイツの小貴族の娘からロシア皇帝に即位とするという、普通では考えられない人生を歩みました。しかしロシアに嫁いだ当時は、まさか皇帝に即位するなどということは、思いもよりませんでした。

しかし同じようにドイツからロシアにやってきた夫は、ロシア人とロシア文化を上から目線でバカにして、まるで理解しようとせず。そんな夫が一時は皇帝に即位しましたが、とても側近や有力貴族からも嫌われ、国民にも人気がありません。

一方エカチェリーナはロシア語も習得し、ロシア人やロシア文化も理解し、「ロシア人としてこの国に骨を埋める」覚悟で日々過ごしました。そんなエカチェリーナに、「目に見えないチカラ」は皇帝への道を用意します。有力貴族や軍人が夫である皇帝に愛想を尽かし、クーデターを計画。後任の皇帝には「あなたしかいない」とエカチェリーナを推戴。無能な夫にほとほと愛想を尽かしていたエカチェリーナは、いつぞや頭中をよぎった「いつの日か私はロシア皇帝になる」という閃きが、いよいよ現実になる時が来たことに覚悟を決め、夫を追放。こうしてドイツの小貴族の娘からロシア皇帝に登り詰めるという、尋常ではないことが起こりました。

エカチェリーナの日頃からの取り組みが、「目に見えないチカラ」の助けを呼び込むことを可能にして、周囲の協力が彼女に集まり、皇帝への道を用意したのです。

では、「目に見えないチカラ」の助けを多く頂くためには、どんなことが必要でしょうか?
それは日頃から「目に見えないチカラ」を敬う習慣を付けておくことです。

私は毎月の初めに、神社参りをします。神社参りをすることで自分自身が清々しい気持ちになれるし、何よりも「神様」の前では謙虚になることが出来ます。

あなたが特定に信仰している宗教があるなら、その教義に従ってその「神」を大事にしていただければと思います。
もっと身近な習慣としては、「ご先祖様の供養」なども良いでしょう。今はもうこの世にいない「ご先祖様」を大事に供養して差し上げることも、「目に見えないチカラ」を敬うための立派な習慣です。

もともと日本人は、「八百万の神々」を大事にしてきた、神様=「目に見えないチカラ」にとても敏感な民族です。でなければ新年の始めに、多くの人が神社に初詣には行かないでしょう。
その新年の始めに行うことを、その時だけで終わらせるのではなく、定期的な習慣として身に付けていけば、必ずやあなたの人生は強運なものになります!

明日は、【強運のための7か条その⑦逃げ足の早さ です。楽しみにしていてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!