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『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.88

◎第5章 イングランド史上初の女王 ●時計の針を巻き戻す ジョン・ダドリー卿のクーデタに対して立ち上がったのは、メアリー・テューダーとそのお付きの者だけではなく、イングランドの庶民たちも大勢立ち上がった。しかもカトリック …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.87

ポール・ドラローシュ『ジェーン・グレイの処刑』 遥か後年の1833年。フランスの画家ポール・ドラローシュが描いた、『ジェーン・グレイの処刑』という作品がある。右端には斧を手にする死刑執行人。中央には目隠しをされた、純白の …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.86

●信仰に殉じた「女王」 クーデタの鎮圧後、クーデタの首謀者であるジョン・ダドリー卿は当然の如く、大逆罪で処刑。ジェーン・グレイの夫ギルバートも処刑。しかしそれ以外については、新女王メアリー・テューダーは予想外に寛大な姿勢 …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.85

結果的にこの作戦変更が、そのまま運命の分かれ道となった。首都を死守しさえしていれば、何とか持ち応えた可能性もあるが、ジョン・ダドリー卿というクーデタの首魁にして最高の軍人がロンドンを離れたことで、首都の防御が手薄となり、 …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.84

グロスター及びウスターの主教で、新教改革の急先鋒であったジョン・フーバーも、「メアリー・テューダーがいかなる信仰を持っていようとも、彼女が正統な女王である」と主張し、ジョン・ダドリー卿の「メアリー降ろし」を激しく非難した …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.83

しかしいくらやる気に満ちて血がたぎっても、肝心の元手となるもの、兵力が無ければ戦うことは出来ない。伯父に当たる神聖ローマ皇帝カール5世は、とてもメアリー・テューダーが勝てる訳はないと見越し、ここは一度自重して戦いを避け、 …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.82

この時エリザベスは、自身お気に入りのハットフィールド宮にいて、慎重にその動静を窺っていた。ただちにロンドンに参集して宮廷に伺候されたしとのジョン・ダドリー卿の要請も聞き流し、ハットフィールド宮を動こうとはしなかった。行け …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.81

●9日間の女王 ヘンリー8世の遺言に反し、次期国王にはメアリー・テューダーではなく、ジェーン・グレイを就かせる。これはジョン・ダドリー卿が仕掛けたクーデタである。クーデタの成功は事前に情報の漏洩を徹底して防ぎ、事は速やか …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.80

●エドワード6世死去 1553年5月22日、ギルフォード・ダドリーとジェーン・グレイの婚姻が成立した。ジョン・ダドリー卿にすれば、このまま行けばジェーン・グレイの後は自分の孫たちが代々国王を継いでいく。そのためには、また …

『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.79

「そこで次の王位に就く者は、前国王ヘンリー8世陛下の妹君メアリー様のご息女フランセス様とドーセット候ヘンリー・グレイとの間に生まれたレディ・ジェーン・グレイに継承されん」ことを記した遺言書を作成するよう、ジョン・ダドリー …

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